「Orange the world 2021」に合わせて HeForShe KG、関学YWCAが取り組み
12月10日まで 講演会やセミナーなど
11月25日は国連が定める「女性に対する暴力撤廃の国際デー」。12月10日の世界人権デーまでの16日間、世界で展開されるジェンダーに基づく暴力撤廃に向けたキャンペーン「Orange the world 2021」に合わせて、関西学院大学でも、学生団体「HeForShe KG」と関西学院大学YWCAが「Orange KG」に取り組みます。デートDVや避妊について考える講演会やセミナー、交流会を開く予定で、11月25日、両団体のメンバーが西宮上ケ原キャンパスの中央芝生に集まり、活動を通して明るいキャンパスを作っていこうと誓い合っていました。
この暴力撤廃のキャンペーンのテーマは「世界をオレンジ色に：今すぐ女性に対する暴力を終わらせよう！」。国内では国連女性機関（UN Women）日本事務所が中心に呼びかけています。「HeForShe KG」は、国連のジェンダー平等ムーブメント「HeForShe」を推進しようと活動する学生団体で、関学YWCAとともに学生に呼びかけます。オンラインによる講演会やセミナーは、学生が参加しやすいことを考慮し、夜間に開催する予定です。
活動を始めるにあたり、HeForShe KGの牛田優菜さん（国際学部4年）は「ジェンダーに基づく暴力のない明るいキャンパスをみんなで作っていきましょう」と語り、関学YWCAの三坂善惠さん（総合政策学部4年）は「ジェンダー平等やセクシャリティの問題について、学生だけでなく、すべての人が自分のこととして考えてほしい」と話しています。
《Orange KG》（11月25日～12月10日）
◆オンライン講演会
「すべてのジェンダーとセクシュアリティの人に知って欲しいデートDVと避妊」
12月5日（日）18:00～19:30
講師：NPO法人「ピルコン」代表 染矢明日香さん
中高生などの若者を対象とする性教育講演やコンテンツ制作、保護者や教育関係者向けの性教育講座、政策提言を行っている染矢さんが、若い人にも身近なデートDVを取り上げ、全てのジェンダーとセクシュアリティの人が受けうるデートDVを切り口に、避妊の重要性や日本の性教育の問題点などについて講演。参加者同士の意見交換会も予定。
主催：関学YWCA、後援：UN Women日本事務所
◆オンラインセミナー
「『あなたは悪くない』と伝えよう～デートDVの傍観者にならないために～」
12月6日（月）20:30～22:30
講師：三輪敦子・客員教授（元国連女性開発基金＜現UN Women＞アジア太平洋地域事務所プログラム担当官、アジア・太平洋人権情報センター＜ヒューライツ大阪＞所長）
「友人がデートDVを受けていたら？」として、デートDVの傍観者にならないためにはどうしたら良いかを一緒に考える。
主催：HeForShe KG
◆HeForShe KG・関西学院大学YWCA合同企画：オンライン交流会
ジェンダーに基づく暴力についてHeForShe KG・関西学院大学YWCAメンバーと自由に話し合いませんか？お気軽にご参加ください。
日 時：12月6日～12月10日の21時～22時
※期間中ご都合の良い日にご参加ください。何度でもご参加頂けます。
場 所：Zoomによるオンライン開催
◆写真を撮影して、ジェンダーに基づく暴力に反対する意志表示をしてください！
11月25日～12月10日の期間中、オレンジ色の物を身に付けた写真またはスマホの画面をオレンジ色にした写真を募集します。
撮影した写真は、Instagramにて、＃orangekg または、 @heforshekgを付けて投稿してください。もしくは、Instagram(ID: heforshekg)のDM、heforshekg@gmail.com まで送付をお願いします。
＜Instagram＞
HeForShe KG
https://www.instagram.com/heforshekg/
関西学院大学YWCA
https://www.instagram.com/ywcakgu/