10月19日(土)、関西学院大学サステナビリティ推進本部は、コンテスト「関西学院SDGsユースアイディア2024 Crescents Go Sustainable!」の公開最終審査・表彰式を開催しました。今年で2回目となる本コンテストでは、「持続可能性のある社会の実現」をテーマとしたアイディアや現在取り組んでいる活動の促進案を学内で募集しました。当日は、一次審査を通過したアイディア8件(下記表)が発表されました。
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最終審査に進んだアイディアのタイトル |
アイディアの発表者 |
兵庫の魅力を世界へ発信! 留学生と県内をつなぐ事業会社設立プラン |
法学部3年6名・法学部4年1名 |
SAMBATRA Notebook
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経済学部4年1名・経済学部3年4名 |
貧困を理由に夢を描けない子どもをなくしたい |
国際学部2年 |
地球を変える・人を繋ぐお弁当
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国際学部1年 |
家電に翼を~時間の壁を超えられる家電取引ネットワーク~ |
法学部2年 |
メイラード反応を軸とした、SDGs対応型化学実験教材キットの開発 |
理工学研究科博士課程前期課程2年 |
キラキラ✨チャレンジド |
教育学部4年3名 |
サニサポートプロジェクト@KGU |
法学部2年1名・人間福祉学部2年1名
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学生のアイディアは、下記の審査員により、①基礎理解・②独創性・③実現可能性・④共感度の観点から、審査されました。
(敬称略)
- 山北 貴子 (兵庫県企画部 次長)
- 小原 寛 (マクセル株式会社サステナビリティ推進本部 本部長付)
- 勝野 正也 (川崎重工業株式会社 エネルギーソリューション&マリンカンパニー 営業本部 環境プラント営業部 西部営業課 部長代理・西部営業課長)
- 阪 智香 (関西学院大学商学部 教授)
また、本コンテストには、下記の賛同企業3社の代表者にもご参加いただきました。
(敬称略)
- 廣岡 竜也 (サラヤ株式会社コミュニケーション本部 広報宣伝統括部
統括部長 クリエイティブディレクター&コピーライター) ※ 更家 悠介 同社代表取締役社長の代理としてのご出席 - 下田 岳史 (シモダフランジ株式会社 取締役) ※ 下田 信治 同社代表取締役社長の代理としてのご出席
- 西川 雅夫 (セキセイ株式会社 代表取締役会長)
表彰式では、最優秀賞(15万円)・優秀賞(10万円)・奨励賞(3万円)・賛同企業賞(各5万円)が授与されました(受賞者の情報は本ページ下部をご覧ください)。各賞の受賞により、学生のアイディアが実現することが期待されます。
審査員による講評では、「大勢の前で自分の考えをロジカルに述べて相手を説得していくスキルは重要。SDGsの活動を続けていく上で非常に役に立つので、引き続き頑張ってください」、「今後も、視野を広く持って社会や人類が抱える諸問題を解決して頂けるよう頑張ってほしいです。そして、皆さん一人ひとりの専門を通して、それぞれの "Mastery for Service" を体現していただけることを心から期待しています」といったお言葉をいただきました。
閉会にあたっては、中道基夫関西学院院長が挨拶し、「想像を遥かに超えた発想と具体的なアイディア、行動力に驚きを覚えました。なにより、関西学院で学ぶ皆さんが、関西学院の創立者がそうであったように、SDGsに関わる問題を自分事として捉え、傍観者ではないという精神を受け継いでいることを嬉しく思います。来年はどんな素晴らしい発表が出てくるのか、プロジェクトがどう実現していくのかを楽しみにしています」と述べ、「発表者をはじめ、審査員、賛同企業ならびに関係者の方々のご協力のおかげで本コンテストを成功裏に終えることができました。学生たちを応援してくださったことに感謝申し上げます」と結びました。
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【最優秀賞】
「地球を変える・人を繋ぐお弁当 (概要: 通常はプラスチック製の「おかずカップ」を食品廃棄物から作ることで環境負担を減らす取り組み) |
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【優秀賞】
「貧困を理由に夢を描けない子どもをなくしたい」 (概要: フィリピンのスラム街で貧困に苦しむ子どもたちへの教育機会提供と成功体験の創出) |
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【奨励賞】
「SAMBATRA Notebook (概要: マダガスカルの子どもたちの認知能力・健康状態・成長度合いを総合的に把握できる写真付き健康手帳の作成・配布) |
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【サラヤ株式会社賞】
「地球を変える・人を繋ぐお弁当
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【シモダフランジ株式会社賞】
「兵庫の魅力を世界へ発信!留学生と県内をつなぐ事業会社設立プラン」 (概要: 兵庫県内の留学生と観光・飲食店・文化体験事業者を結ぶ事業会社を設立し、SNSで多言語発信を行う取り組み)
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【セキセイ株式会社賞】
「地球を変える・人を繋ぐお弁当
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