関西学院大学生命環境学部の白川英二教授らの研究グループは、太陽光に応答する光レドックス触媒により、アリール亜鉛反応剤とハロゲン化アリールの電子触媒根岸クロスカップリング反応が、室温で進行することを見出しました。
本研究で見出されたBDAを助触媒とする電子触媒反応は、太陽光を利用することで、有用化合物を室温で簡便に合成することができます。豊富に存在する太陽光エネルギーを用いる物質変換反応を工場レベルでの合成プロセスに移行することによって、持続可能な社会の発展に繋げることができます。

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